机上のオタクになってはならない

ナンパのテクニック、マインドに関する情報はあまりに多くある。アーカイブサービスを利用し、過去に引退して姿を消した偉大なナンパ師たちのブログ等も見れば情報の量はさらに増大する。

 

そして陥るのだ。自分がさぞいい勉強をしたのだと。

 

違う。違うのだ。どんなにいい知識を得たって、その知識を活かさなければ全く学んでいないのと変わらない。 

 

知識は知識にすぎない。

実践しなくてはいけないのだ。わかるのとできるのは違う。

 

子供のときに自転車の乗り方を覚えるのに本を使っただろうか。

いや使っていない。実際に自分の体で乗ってみて、何度も何度もバランスを崩して転びながら乗り方を覚えたはずだ。

 

仮に自転車の乗り方を本で見たとして、実際に乗れるようになるだろうか。

これは乗ってみるまでわからない。また。読んだ知識が本当に活かせるものなのか有用なものなのかも乗ってみるまでわからない。

なぜなら本の作者の体感と我々の体感が必ず一致する保証はないし、本に書いてある情報を作者の意図したように我々が正しく受け取れるとは限らないからだ。

仮に理解できたところで、実際にできるかどうかは別の話だ。頭でわかっていてもできないことなんていくらだってある。

 

だから、我々はナンパ師のブログツイッターを見て、「ふーん、こうすりゃいいのか」

って納得してそこで満足しないで、実際に自分がナンパする必要がある。

きっと自分でやってみて初めて分かることもあるはずだ。そしてやってみたからこそ響く言葉があるはずだ。

 

 

 

 

優れた能力も

機会が与えられなければ価値がない。

 

- ナポレオン・ボナパルト -

アポで手を繋いで当然というマインドになるために。

1、合理的に手を繋がなくては行けない理由

アポのとき、いい女性だなと思えば思うほど緊張し、手をつなぐ打診すらできないのは論外である。

 

なぜならスキンシップなしに女性を口説けるのはまずありえないので、打診しない時点で勝負を捨てている。

 

じゃあなぜ、私は怖がってしまうのであろうか。

手をつなぐのを断られたあとの気まずさ、あるいはそれ以上に何もかも断られて女性を失ってしまうことが考えられるだ。

 

しかし、これは恐れる必要があることなのだろうか。

いや恐れる必要はない。打診をせず、0%の確率で女を口説けるのと、打診してみていくらかの可能性でステップを進められるのとどちらがいいかなんて答えは決まっている。打診してみてだめなら別の手段を試せばいいだけだし、それでもダメなら男としてあまりに刺さってないってことなので、早いうちに関係を終わらすことができてお互い時間を無駄にせず済む。

 

ただ何もせずある関係などゆっくり死んでいっているにすぎない。女性だって我々男性だってわざわざ貴重な時間、休暇、休日を割いてきてアポをしている。ただゆっくり終わっていく関係に意味はない。男が手を出す理になっているのだから、私がやるしかないのだ。これは、わざわざ来てくれた女性へ当然示すべき敬意だ(もちろんどうでもいい女性は除く。しかしルーティンの練習にはなる)。だから、リスクを承知で打診をしなければならない。

 

楽しもうじゃないか。スリルを。フラレるのを。次のステップに進むのを。

 

2,タイミング

こうして、私にはどう考えても合理的で手をつなぐことを打診する理由ができた。じゃあいつがいいのだろうか。

おそらく1軒目から出てきたタイミング。ここでさっさと手をつなげるかで主導権を握れるかがかわる。

手を握っていれば他のスキンシップも自然とだんだんと進むだろう。

 

 

3,方法

では、理由とタイミングが揃ったが、どのように打診すればいいのだろうか。

 

すでにツッコミとかでボディタッチできているようならハードルは下がっている。しかし、方法を確立しておくに越したことはない。

 

コケてしまったときのために策は一つでない方がいい。失敗したときのフォローまで考えられていればなおいいだろう。

来るべきチャンスのために打診方法を書き留めておこう。

 

作戦a:無言の圧

流れ:何も言わず手を差し出す。

ねらい:仕上がってるならいいかもしれない。失敗したときが寒いかもしれない。

 

作戦b:すっとぼけ握手

流れ:「握手しよう握手。」

「ん、はい。」

「いや、握手してどうすんだよ笑 手つなごうよデートだし。」

ねらい:より軽い要求を飲ませてから、手をつなぎを打診することで要求を飲ませやすくするテクニック。最初に飲ませるのはなんでもいいかもしれない。

 

作戦c:ダブルバインド

流れ:「デートってさ、手つないだり、腕くんだりするじゃん。」

「うん。」

「〇〇ってどっち派?」

「手かな~」

「そっか。はい!」(手を差し出す)

ねらい:デートなら当然手をつなぐor腕を組むというフレームをまず作り、相手はどちらかの選択をする。相手が選択をしたあと、作ったフレームによってデートだからと当然のように我々が手or腕を出すことができる。相手も自然とそれに応じることをもくろんでいる。

これでなにがいいかといえば、失敗しても相手がおかしいやつとネグれるところである。

 

uska満足の一作。しばらくは作戦cを回してみて、フォローを考えていきましょう。

失敗したときの反応を集めていけば完璧に対応できるようになるはず。

アポにおいて緊張等で作戦c実行できなかったらアポ一ヶ月謹慎します。