机上のオタクになってはならない
ナンパのテクニック、マインドに関する情報はあまりに多くある。アーカイブサービスを利用し、過去に引退して姿を消した偉大なナンパ師たちのブログ等も見れば情報の量はさらに増大する。
そして陥るのだ。自分がさぞいい勉強をしたのだと。
違う。違うのだ。どんなにいい知識を得たって、その知識を活かさなければ全く学んでいないのと変わらない。
知識は知識にすぎない。
実践しなくてはいけないのだ。わかるのとできるのは違う。
子供のときに自転車の乗り方を覚えるのに本を使っただろうか。
いや使っていない。実際に自分の体で乗ってみて、何度も何度もバランスを崩して転びながら乗り方を覚えたはずだ。
仮に自転車の乗り方を本で見たとして、実際に乗れるようになるだろうか。
これは乗ってみるまでわからない。また。読んだ知識が本当に活かせるものなのか有用なものなのかも乗ってみるまでわからない。
なぜなら本の作者の体感と我々の体感が必ず一致する保証はないし、本に書いてある情報を作者の意図したように我々が正しく受け取れるとは限らないからだ。
仮に理解できたところで、実際にできるかどうかは別の話だ。頭でわかっていてもできないことなんていくらだってある。
だから、我々はナンパ師のブログツイッターを見て、「ふーん、こうすりゃいいのか」
って納得してそこで満足しないで、実際に自分がナンパする必要がある。
きっと自分でやってみて初めて分かることもあるはずだ。そしてやってみたからこそ響く言葉があるはずだ。
優れた能力も
機会が与えられなければ価値がない。
- ナポレオン・ボナパルト -